12日放送のテレビ東京「モヤモヤさまぁ~ず2」(土曜・午前11時半)で、田中瞳アナウンサーの後任となる同番組の5代目アシスタントに新人アナウンサーの齋藤陽(よう)アナの就任が発表された。

 齋藤アナは2025年4月にテレビ東京に入社したばかり、中学まで山形県で育ち、高校時代はアメリカ留学を経験した23歳。

アシスタント就任を告げられたのは田中アナが卒業を発表する2日前の5月29日。デビュー前のアナウンス研修中に「さまぁ~ず」が突撃してサプライズ告知した。

 MCの「さまぁ~ず」大竹一樹から「5代目はあなたです」と突然言われた齋藤アナは、あまりに急すぎる展開にリアクションができず。「私ですか!?えっ!ええー!驚きすぎてリアクションが出ないです」「ちょっと今、心臓がバクバクしていて…」とびっくり。そのまま番組恒例の「アシスタント交代式」が行われ4代目・田中アナからバトンを受けて無事5代目に就任となった。

 カメラに向かってコメントを求められた齋藤アナは「新人アナウンサーの齋藤陽と申します。育ちは山形県なので、とても自然豊かな場所で育ちました。アメリカに1年間留学していて、その時は山道5キロを走るクロスカントリーをしていました。体力と持久力には自信があります。これからどうぞよろしくお願いいたします」と笑顔で一礼した。 

 モヤさまのロケデビューの地は聖地・北新宿。「アシスタント交代式」で田中アナから様々なアドバイスをもらった齋藤アナはどんな立ち回りをするのか?そして果たしてどんなキャラクターぶりを発揮するのか?番組開始から19年目、モヤさま新章の幕開けに注目だ。

【出演者コメント】

大竹一樹(さまぁ~ず)「すごく堂々としていて、やれそうな感じがあります。初年度は緊張して『いいこと言わなきゃ』とかなるんですけど、前の4人のアシスタントを意識せず自分の思ったことをやったり、発言したりしてくれればいいなと思います。とにかく楽しくやればいいなと思います!」

三村マサカズ(さまぁ~ず)「非常に初々しくて。田中の6年は結構強めな6年だったので、焦らずゆっくり育っていったらいいんじゃないかなと思います。おじさん達、待てるんで。よろしく!」

田中瞳アナ「初めて齋藤アナと会話したときのことです。彼女が分厚い研修ノートを持っているのを見て『今日の研修は何を教わったの?』と聞くと『えーっと…基礎は大事ってことですね…!』と答えてニヤリと笑う姿を見た瞬間、三村さんと大竹さんに盛大にツッコまれている光景が頭に浮かんでしまいました。この子だ、と思いました。ついにモヤさま伝統の交代式で私が誰かにバトンを渡すときがきたというのは、本当に感慨深いです。ありったけの思いを込めて引き継ぎましたので、5代目齋藤をどうかよろしくお願いいたします」

齋藤陽アナ「今年で19年目という長い間続いてきた素敵な番組の一員になれること、大変光栄に思っています。『なぜ5代目が齋藤なんだろう?』と、もしかしたら、視聴者の皆さんの一番のモヤモヤPOINTかもしれません。まだまだ右も左も分からないことだらけですが、これまでの『モヤさま』が持つ温かい雰囲気を大切にしつつ、さまぁ~ずさん、そして番組スタッフの皆さんからたくさんのことを学ばせていただきながら、精一杯頑張ります!」(原文ママ)

【過去のアシスタント】

1代目・大江麻理子アナ(25年3月退社)2007年1月~13年4月

2代目・狩野恵里アナ 13年4月~16年10月

3代目・福田典子アナ(24年3月退社)16年10月~19年5月

4代目・田中瞳アナ 19年8月~25年6月

5代目・齋藤陽アナ 25年7月~

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