女優の長澤まさみが12日、都内で主演映画「ドールハウス」(矢口史靖監督)の大感謝舞台あいさつに浴衣姿で登壇した。

 「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」などで知られる矢口監督がメガホンを取ったドールミステリー映画。

6月13日の封切りから今月11日まで29日間で観客動員96万6000人、興行収入12・8億円を記録した。人形のアヤに翻弄(ほんろう)されながら、その本質に迫っていく女性を演じた長澤は「アヤちゃんは日本で一番、かわいい子。魅力のとりこになってしまう。目が離せない」と愛着を語った。

 撮影前に矢口監督から「これまで見たことのない顔を見せてほしい」とリクエストされた長澤は「見どころは何と言っても、叫び顔。夏の暑さを『ドールハウス』と共に乗り切ってください」とアピール。矢口監督は「公開からずっと興行成績が4位をキープしている。この不吉な感じが素晴らしい。全国の劇場から黄色い悲鳴が聞こえている」と不適に笑った。

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