女優の相馬有紀実と瀬戸かほが12日、都内でダブル主演を務める映画「はらむひとびと」(中嶋駿介監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

 同作は、「車内置き去り事件」と「育児と仕事の両立」を題材に家族と社会のゆがみを暴き出すヒューマンサスペンス。

 11日に公開され、この日は2日目。企画、プロデュースも務めた相馬は舞台あいさつ冒頭から号泣し「本当にありがとうございます。私はすごくいっぱいいっぱいだった。こんなに満員の皆様に迎えていただいてすごくうれしいです」と喜びを語った。

 実際にこの映画制作開始時に妊娠した相馬。「怒とうすぎてあんまり記憶にない。先月、娘が2歳になった。おなかにいる時からこの作品やってたのに、あれ?2歳になってるってびっくりな状況。育児と仕事の両立というのが作品のテーマだったので、自分自身がつぶれないようにというのも意識しながらやっていた。実際本当に大変でした」と振り返った。

 瀬戸は「この作品を見て感じていただけることがあるんじゃないかなと思う。それをSNSでも投稿していただけたら全部見ます」と呼びかけた。

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