5人組ダンス&ボーカルグループ「Da―iCE」のリーダー・工藤大輝が12日、都内で行われた2026年4月に新設される京都芸術大学「音楽コース」の記者発表に出席した。

 同コースは、完全オンラインで音楽制作を学ぶことができる4年制の芸術学士課程。

講師を務めることが決まった工藤は「学生の皆さんにとって創作活動のヒントになることを伝えていければと思っています。自分も楽しみながら頑張りたい」と意欲。担当は作詞で、「経験上こうした方がよりよくなるよ、というのは発信できるので貢献していきたい」と語った。

 同じく作詞の講師となるヒップホップ5人組「DOBERMAN INFINITY」のSWAYは「ラップをもとに作詞をするので、みんなの持っている個性や性格、思いをなるべくラップにのせやすくしたい。みんなで実践してマイクリレーをする授業をしたい」と意気込んだ。

 同大学は音楽コースについて、プロを目指す人だけでなく生涯にわたり創作を続けたい人にも開かれた柔軟なカリキュラム設計が魅力としている。会見には、23年に米音楽界最高の名誉とされるグラミー賞を受賞した作編曲家の宅見将典氏ら講師陣や、同大学の佐藤卓学長も出席した。

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