3人組バンド「Mrs.GREEN APPLE」が12日、都内で「Mrs.GREEN APPLE on “Harmony” SPECIAL GREETING&CINEMA VIEWING」を行った。

 昨秋行われた定期公演のブルーレイ・DVD映像作品「Mrs.GREEN APPLE on“Harmony”」の1日限りの上映イベント。

バンド演奏に加え、ストリングス、ホーン、パーカッションなど大胆なアレンジで音楽性によりフォーカスされた公演となっている。

 ボーカル・ギターの大森元貴は「僕らはステージに立ってるんで、世界で唯一ミセスのライブを見ることができない3人なんですけど、本当にライブ会場にいるような不思議な気持ちで」と新鮮に受け止めているという。「届いているんだとしたら、すごい楽しいことができていたのかもしれないなって思えるぐらい好きな映像作品です」と胸を張った。

 「Harmony」の再演の可能性について、大森が「ミセスは基本的に年間の打ち合わせを僕を中心にスタッフと話をしていて。だから僕だけが知ってるミセスの未来、全然2人にはまだ話してないことがたくさんあるんですけど、この前『Harmony』の話をしました」と告白すると、ギターの若井滉斗、キーボードの藤澤涼架は「どういうこと?」と驚きの表情。大森は「何年か後ぐらいにあり得るのかもという話をしました。生の楽器で豊かな感じで音楽を体験できる機会だったので、またやれるといいねとかって話はしました」と明かしていた。

 ミセスは8日にデビュー10周年の記念日を迎え、同日にアニバーサリーベストアルバム「10」、そして「Harmony」がリリースされたばかり。この日のイベントではケーキと花束で祝福されるサプライズ演出でメンバーを驚かせ、会場のファンと一緒に10周年の喜びを分かち合った。26、27日には横浜でアニバーサリーライブを行うが、大森によると「ちょうど昨日からリハが始まってますね」と準備は着々と進んでいる様子。すでにセットリストは決まっているといい、若井は「1曲目が…」とフライング発表しようとするジョークで笑わせた。

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