お笑いタレントの小島よしお(44)が12日、静岡・熱海市の熱海港で行われた富士急マリンリゾートの初島リゾートライン「金波銀波(きんぱぎんぱ)」の新船就航イベントに出席し、1日船長を務めた同船の就航をお祝いした。

 港の特設会場には朝早くからイベントを待ちわびていた子どもたちが集結。

「小島よしおの登場です!」と呼び込まれると「おっぱっぴー」のあいさつとともに舞台に上がり、場内は歓声に包まれた。時折、こぼれる強い日差しに「日焼けは結構気にします。『そんなの関係ねえ!』と言いたいが、関係ある感じでしっかり(日焼け止めを)塗っています。シミが気になるので」と笑いを誘い、美意識の高さをのぞかせる一面も。

 最初は白いシャツで登場しながらも「脱皮します!」と宣言し、ステージ上で服を脱ぎ始めると「みんなに見られてすごく恥ずかしい」と照れ笑い。トレードマークの海パン姿の“正装“で平常心を取り戻し、「よしおのアルプス一万尺」や「お米の歌」を披露。ラストは「そんなの関係ねえ」を子どもたちと大合唱して、会場のボルテージは最高潮に達した。

 小島は乗客と就航便にも乗船し、船長として操舵(そうだ)室へ。「では、出発進行おっぱっぴー」の合図で元気よく出航。その後は、船内を巡り、ちょうどこの日、6歳の誕生日を迎えた男子にはバースデーソングをプレゼントするサプライズも。30分間の初クルーズを乗客ともに楽しんだ。

 「金波銀波」は熱海と初島を結ぶ高速船。

「船丸ごと初島」をコンセプトに、船そのものが初島の一部となる。大きな窓から絶景が一望できる特別室「金富士」や富士山型の背もたれを備えたボックスシート、半個室風のスペースなど、どの席も快適に過ごせる工夫が施され、日常がリゾートになる空間を提供する。

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