俳優の横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜・午後8時)の第27話が13日に放送され、世帯平均視聴率9・3%を記録したことが14日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
初回は12・6%でスタートした今作。
大河ドラマ64作目となる同作は日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013年)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などを手がけた森下佳子氏が脚本を担当。NHKドラマ初出演の横浜が主人公を演じる。語りは蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として出演の綾瀬はるかが担当する。
第27話は「願わくば花の下にて春死なん」。蔦重(横浜流星)は、意知(宮沢氷魚)が誰袖(福原遥)を身請けする話がなくなると聞く。一方、道廣(えなりかずき)は、治済(生田斗真)に蝦夷地の上知の中止を進言する…という展開だった。
ドラマの最後には佐野政言(矢本悠馬)が意知(宮沢)に向かって刀を振り上げる衝撃的な場面で幕を閉じたが、公式インスタグラムでは「【放送休止のお知らせ】20日(日)の総合夜8時は『参院選開票速報 2025』を放送します」とし、同日の放送を休止すると発表。「第28回『佐野世直大明神』の放送は27日(日)です。お楽しみに!」とした。
同時に意知が佐野の刀を受ける緊迫したシーンの一部もアップされ、ネットは「うわわわこのカットは……!!」「今回のラストからこのシーン!意知様!」「緊迫のこのカットで2週間待つのは辛いです」「意知抗う!!!」「二週間、長過ぎますって」「辛い…辛すぎます」と悲鳴を上げていた。