◆大相撲 ▽名古屋場所2日目(14日、IGアリーナ)
昭和の大横綱・大鵬の孫で、幕内・王鵬(大嶽)を弟に持つ西幕下53枚目・納谷(大嶽)が、西同52枚目・三島(鳴戸)を送り出して白星発進とした。「しっかり前に出ることができて良かった」と振り返った。
24年の名古屋場所以来、約1年ぶりとなる幕下復帰には「少ししか変わらないが、お客さんが多くなって、相手も強くなる。しっかり自分の相撲を取り切れれば」と語った。
場所前は佐渡ケ嶽部屋の出稽古などで調整を重ねてきた。「先場所は勝ち越したが、引いてしまうと、はたくことが多くなっていた。場所前ではしっかり前に出ることを意識してきた。稽古でやってきたことを出せれば」と話した。
残り6番に向けては「あまり高望みせず、まだ始まったばかりなので、しっかりやっていきたい」と気を引き締めた。