俳優の吉沢亮が主演した映画「国宝」(李相日監督)が6月6日の封切りから今月13日までの38日間で観客動員398万1798人、興収56億732万7700円を記録したと14日、配給の東宝が発表した。

 任侠の家に生まれた立花喜久雄が上方の大物歌舞伎俳優に引き取られ、女形の歌舞伎俳優として芸に生涯をささげる物語。

公開6週目となっても勢いは衰えない。中村鴈治郎らの指導を受け、1年半の猛特訓で歌舞伎を習得した吉沢、横浜流星らの熱演など、完成度の高さが評価されたことが数字として証明された形だ。

 SNSでは「近年にない衝撃を受けた」「吉沢亮の演技が凄い!」「3時間が瞬く間に過ぎた」「もう一度と言わず何度も映画館に観に行きたくなる」など賞賛の声が相次いでいる。

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