歌手・五木ひろしが慢性閉塞性肺疾患、気管支炎のため、東京・明治座での公演が中止(12、13日)になっていた「デビュー60周年記念 五木ひろし特別公演 坂本冬美特別出演」(27日まで)が14日、再開した。

 この日は貸し切り公演(昼の部)だった。

第1部の時代劇「花のお江戸の快男児 喧嘩安兵衛」では別の役で出演していた太川陽介が五木のピンチヒッターを務めた。関係者の説明では、セリフやハードで難しい立ち回りの動きをわずか1日、徹夜ですべて覚えなければならなかったが、ほぼ完璧だったという。13日に舞台での通しげいこを入念に行い、この日に臨んだ。

 第2部のスペシャルショーは特別出演の坂本冬美を中心に、歌を増やすなど構成を変えて乗り切った。五木は19日まで休演予定。20日以降は回復状況をみた上で改めて発表される。

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