俳優の反町隆史(51)が、WOWOW連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」(来年放送、若松節朗監督)に出演することが14日、分かった。主演の織田裕二(57)とは約6年ぶりに共演する。
シリーズ累計発行部数1160万部を突破し、歴史大河小説の金字塔として知られる北方謙三氏の「水滸伝」が原作。北宋末期(12世紀初頭)の中国を舞台に、法に背いても正義を貫こうとする“はみ出し者たち”の群像劇を描く。
反町は、108人のアウトローたちが集結する砦(とりで)「梁山泊」の頭領・晁蓋(ちょうがい)を演じる。民衆に慕われる正義感と闘志を持つ役柄を熱演。「軍略と統率力に優れ、反乱の先頭に立って突き進む晁蓋は、まさに英雄。心を奪われ、演じることのよろこびが役そのものを育て、やがて自分をも育ててくれました」と愛着がのぞく。
主演の織田演じる「梁山泊」のリーダー・宋江(そうこう)とは、互いにカリスマ性を発揮し、腐敗した国家権力に立ち向かっていく間柄。織田との共演はフジテレビ系連続ドラマ「SUITS/スーツ2」(2020年)以来、2度目となり「一丸となって撮影に挑んだ、壮大で熱い作品をお届けできるのが今から楽しみ」と心待ちにした。