秋元康氏プロデュースの演劇グループ「劇団4ドル50セント」が16日、東京・上野ストアハウスで舞台「となりの奪言ちゃん」(17~21日)の取材会を開催した。
ある日言葉を奪われた高校生14人が、言葉の大切さを学んでいく物語。
2年ぶりとなる劇団公演に、中村碧十(みんと)は「めちゃくちゃ緊張してます」と苦笑い。劇中には笑いを誘うシーンも多く「お客さんが笑ってくれるのか楽しみ」としつつ「合間に核心を突くようなセリフがちりばめられているので、そこに注目してみてほしいです」と見どころをアピールした。
昨年に加入した菅原理久十と大槻理子にとっては、初の舞台公演。大槻は「新しい風を吹かせられるように頑張りたいと思います」と背筋を伸ばし、菅原は「初日からナチュラルに話せたので、仲良くなったのが早かった。気づいたら肩組んでました」と笑った。
14人の出演者の中で主演など番手は決めておらず、前田悠雅は「出演者一人ひとりにスポットが当たっていて物語が濃くなっている」と説明。本番に向けて「全員が主役だと思っていて、感想が書き切れない作品になったら良いなと思っています」と表情を引き締めていた。