女優の遠野なぎこさんが亡くなっていたことが17日、遠野さんの公式ブログで発表された。45歳だった。

著書で母親との確執を告白し、長年摂食障害を患っていることを公表し精神的な浮き沈みが激しいことを公表。赤裸々な内容で頻繁に投稿されるSNSに心配のコメントがつくことも多かったが、先月27日にも「あたしゃ、まだまだ生きるぞ」と前向きにつづっていた。

 遠野さんは先月26日、インスタグラムに「私、うつ病なんだって」と書き出し、通院しているクリニックとの書面やりとりの中で、改めて病名を認識したことを報告。「あらら。そうなの、私いつの間にか“うつ病”に移行していたのね。そりゃあ、ツライ訳だわ」と絵文字を添えて投稿した。それでも「シンドイけど、前向きにいきましょっ!!それしかないじゃんっ #以前より #元気ではあるんだけどね」と前向きな気持ちをつづっていた。

 翌27日には訪問看護の契約をしたことを報告。「…そりゃあ少しだけ複雑だけど。お世話になる事が決まって、良かったんだ。愁くんを守る為にも。少し心が軽くなった気がする」と、人を頼る葛藤もありながら愛猫「愁くん」のためにも決断をプラスにとらえようとしていた。

そして投稿は「あたしゃ、まだまだ生きるぞ」との決意で締められていた。

 死去が発表されたブログでも「故人は、生前も大切な愛猫のために日々懸命に生きておりました。どうか、皆さまにおかれましても、その想いをご理解いただけますと幸いです」と伝えている。

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