女優の松本まりかが18日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた、この日スタートの同局系ドラマ「奪い愛、真夏」(金曜・後11時15分)の取材会に出席した。
2017年に放送開始された「奪い愛」シリーズの最新作。
「奪い愛、夏」(19年)、「奪い愛、高校教師」(21年)にも出演している松本は、満を持してのシリーズ主演。放送を目前に控え「もうプレッシャーです。今ちょっと怖いです」と心境を明かした。この日は、作中に出てくるセリフを見ながらイベントを進行。「(脚本の鈴木)おさむさんのセリフは両極端。いつ言うんだっていうトリッキーなバージョンと、人間的に本質を突くセリフの両極端のオンパレード」と笑い、「こういうセリフが言えたら、めっちゃ演技上手と思えるくらいすてきなハードルをくださる」と感謝した。
水野美紀との共演シーンでは「40歳、セーラー服着ました」と制服姿の松本が登場する。スタッフからは反対されたそうだが「おさむさんが『やって』って言ったんですよね? じゃあ私はやりますと。『これが奪い愛だ』という世界観を感じさせてくれて」と即決したという。
作品にちなんで、奪われたくないものには「食」。「千葉のさつまいもアンバサダー」を務めており「焼き芋がめちゃめちゃ上手に焼けるようになって」と、撮影のない日には「ウォーターオーブンで焼いて、カットして、ラップにくるんで、持って行く」と差し入れ用の焼き芋を用意する日々。
鈴木氏が同作を手がけることは、引退発表以前からの約束だったという。キャストと共に登壇し「久々にドラマ書きましたけど、またもう一本、息子に見せられないドラマができました」と笑った。