フリーアナウンサーの徳光和夫さんが19日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」(土曜・午前5時)に生出演した。
番組では、日本人女性で初めて北極点に到達した冒険家で女優の和泉雅子(いずみ・まさこ)さんが9日午後1時3分、原発不明がんのため自宅で死去したことを報じた。
約10年前に生前葬を営んだこともあり、故人の遺志で葬儀は行わない。1963年にモスクワ国際映画祭金賞の映画「非行少女」(浦山桐郎監督)などに出演し、吉永小百合、松原智恵子と「日活三人娘」として人気を博した。
和泉さんは、1961年に日活入り。中学2年の14歳で二谷英明さん主演の映画「七人の挑戦者」で女優デビュー。日活では吉永、松原と並ぶ「若手のホープ」として売り出され、63年の主演映画「非行少女」でスターの仲間入り。高橋英樹、浜田光夫らと共演した。歌手としても山内賢さんとデュエットした「二人の銀座」が大ヒットした。
番組では「二人の銀座」を流し、徳光さんは「雅子ちゃんは、本当にすてきな女性でした」としのび「一言で言うと生涯青春でらしたんじゃないかなと思います」と明かした。
そして「人間的にも僕、大好きでした。本当に残念です。