「僕はかませとして呼ばれただけ」…亀田京之介ベガスで判定負け　史郎トレーナーのゲキにも応えられず
亀田京之介 画像（1枚）

◆プロボクシング▽フェザー級（５７・１キロ以下）１０回戦　〇アラン・ピカソ（判定２―０）亀田京之介●（１９日＝日本時間２０日、米ラスベガス、ＭＧＭグランド・ガーデン・アリーナ）

　プロボクシング「亀田３兄弟」のいとこで、ＷＢＣ世界フェザー級２３位の亀田京之介（２６）＝ＴＭＫ＝が１９日（日本時間２０日）、ＷＢＣ世界スーパーバンタム級１位のアラン・ピカソ（２４）＝メキシコ＝と米ラスベガスで１０回戦を行い、１人は９５―９５の引き分け、２人はそれぞれ９３―９７、９２―９８で０―２判定負けを喫した。京之介は「結果、僕はかませとして呼ばれただけ。

しゃーない」と悔しさをにじませた。

　何度も前に踏み込んだ。ピカソがボディー中心に攻撃するなか、接近戦に持ち込みフックやボディーで反撃。だが、後半はギアを上げてきたピカソに攻め込まれ、セコンドの亀田史郎トレーナー（６０）の「何してんねん！　後半は全部（ポイント）取られてるぞ。ラストに懸けろ」というゲキが会場に響いたが、応えられなかった。

　パパになっての初試合で敗れたが、世界の舞台で存在感を示した京之介。今後も世界ランカーと対戦し、自身の価値を高めていく。

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