◆バレーボール ▽ネーションズリーグ(NL)男子千葉大会 日本3―1ドイツ(16日、千葉ポートアリーナ)

 男子千葉大会が開幕し、世界ランク5位の日本が、今季ホーム初戦で同8位ドイツと対戦し、3ー1で逆転勝ちした。2028年ロサンゼルス五輪に向けたロラン・ティリ監督(61)の新チームに、昨夏のパリ五輪に出場した高橋藍(らん、23)=サントリー=、主将の石川祐希(29)=ペルージャ=の両エースが合流し、攻守で存在感を放った。

 新体制のホーム初戦となったこの日のチケットは完売。7000人超の大観衆が詰めかけ、試合開始約4時間前には藍、石川らのグッズは完売が続出した。試合後に選手と交流できるゾーンの最前列に入場でき、飲食が提供されるラウンジで過ごせるなど1口19万円する特別体験付きセットパッケージも好評だった。

 日本の56年ぶり五輪メダル獲得に向けて、新指揮官は「どの大会でも表彰台に上ることが必要」と常勝を掲げる。千葉大会開幕前に「頼れるエース」になることを宣言した藍が、ファンの後押しを受け、ロスに向けて再出発した。

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