「爆笑問題」の太田光が20日放送のTBS系参院選特番「選挙の日2025」(午後9時)に出演し、躍進を遂げた参政党の神谷宗幣代表と“直接対決”した。

 午後8時の同局の出口調査発表で予想議席数は与党の自民、公明の過半数割れが濃厚に。

立憲、国民民主、参政など野党の躍進という調査結果が出た状況で選挙事務所からの中継で神谷氏が登場すると「神谷さんとは随分、共通するところがあると(事前インタビューで)お話しましたよね。僕は自分の言葉で過激なことを言うと、ちょっと違った形で叩かれたりする。神谷さんも多分、(同じことを)多く経験していると思うんですね」と語りかけた太田。

 「神谷さんがあえて強い言葉を言っていたという部分があって。それは『日本人よ、目覚めよ』ってことで、あえて強い言葉を言った。そこまで言っていないのに強く言っていた言葉を『神谷はこう言っていたんだ』と先鋭化している状態があるのが現実だと思う。神谷さんの言葉が戦前の軍国主義につながるとは思いませんけど、排外主義にもつなげてしまう状況は神谷さんの口から否定すべきではないかと僕は思う」と訴えられた神谷氏は「まず、私の言葉が強いのは今までメディアに出してもらえなかった党ですから。街頭演説でいかに注目を浴びるかだったので、特に街頭演説には力を入れてきました」と口に。

 「これから、どういう形で参政党のメッセージを使えていくかは党内で検討して。街頭演説の今まで通りやるかということも少し考えた方がいいかないうのはあります」と答えた神谷氏は「太田さんたちに分かっていただきたいのは参政党員の振りをして、私たちの支援者の振りをして、意図的になりすまして、汚い言葉、強い言葉で参政党はこんなに悪いことを言ってるぞと。神谷はああ言ってるんだ、こう言ってるんだっていうのを意図的に私の発言をねじ曲げて流布している人たちが組織的にいるんだということをご理解いただきたい」と要望。

 「党員たちもすごく困っていて。

私たちはガイドラインを作って、こういうことを言わないように言っているにも関わらず、そういう人たちは参政党を落とすためにやるんですよ。この点に関しては参政党の問題とせずにSNS全体の問題として、みんなで取り組むことをやらないと」と神谷氏は主張していた。

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