【関屋記念】ボンドガール、馬具変更＆新相棒ルメール騎手で重賞初制覇へ　Ｇ１含む重賞２着５回と実績は十分
重賞初制覇へ状態面は順調のボンドガール 画像（1枚）

◆第６０回関屋記念・Ｇ３（７月２７日、新潟競馬場・芝１６００メートル）

　今週から新潟、中京、札幌開催がスタート。新潟では昨年に続き、中京では今年から暑熱対策として５Ｒ終了後に休止時間を挟む“２部制”開催となる。

　サマーマイルシリーズ第２戦の第６０回関屋記念・Ｇ３（２７日、新潟７Ｒ）は今年から開幕週の７月に行われ、別定戦からハンデ戦に変更となる。条件がガラリと変わるなか、Ｇ１を含め重賞で２着５回のボンドガールが重賞初制覇を狙う。

　昨秋の秋華賞（２着）まではマイルから中距離を使われてきたが、今年に入って１６００メートルに専念。ただ、〈２〉〈５〉〈１６〉着と結果は出ず、手塚久調教師はヴィクトリアマイルの惨敗について「前走は返し馬からやけにテンションが高かった」と課題の精神面を敗因に挙げた。

　対策として今回はハミを換え１週前追い切りを行った。手塚久師は「前回の競馬がよくなかったのでハミを換えた。（換えた部分は）秘密ですが、久しぶりに折り合って普通の追い切りができました」と手応えを感じていた。

　「帰厩後は体重は変わらないけど、体つきがいいし、夏場というのもあるが毛づやもいい」と暑い時期でも状態面に関しては順調。馬具の変更とルメールとの新コンビで折り合い面が改善されれば、悲願のタイトルに手が届く。（西山　智昭）

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