「SPEED」のメンバーで自民党参院議員の今井絵理子氏が22日までにインスタグラムを更新。「政界の母」として尊敬する同党の山東昭子・元参院議長が20日の参院選比例代表で落選したことへの思いをつづった。
今井氏は「山東昭子さん。いつも明るく、力強く 誰よりも未来を信じ、誰よりも人を想い、誰よりも歩き続けた。その背中が、私の道しるべでした」と記し、2ショットなどをアップ。「政治の景色が変わっても私の中の『原点』は変わりません。これからも学び、歩きつづけます」と誓った。
続けて「昨日の参議院選挙で、政界の母である山東昭子さんが議席を失われたこと、本当に悔しく、残念でなりません」と伝え、「今回の選挙は、多くの想いが交錯する中で行われ、自民党にとってはとても厳しい結果となりました。自民党も私自身も変わらなければならないところがたくさんあります」とコメント。
「令和という新しい時代の訪れとともに、世の中は驚くほどのスピードで変化しています。私たちはその流れに柔軟に対応しながら、大切にすべき価値、守るべきものははしっかりと守り、変えるべきところには勇気を持って挑んでいく――今、そんな覚悟が求められていると感じた選挙戦でした」(原文ママ)と振り返り、「17日間を通して応援していただいた皆さま、山東昭子事務所スタッフ、ボランティアの皆さん本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました」とつづった。
山東氏は史上最多の当選8回を更新できなかった。今井氏は2016年の参院選に自民党から比例代表で立候補し初当選。