いかだレースの国内最大規模を誇る大会「狛江古代カップ第33回多摩川いかだレース大会」(読売新聞東京本社など後援)が20日、東京・狛江市の多摩川で開催された。炎天下のなか、市外の各地からも含め88チームが参加。
多摩川五本松から多摩川緑地公園グラウンドまでの約1300メートルを手作りのいかだで下るレースで、タイムを競う一般の部で優勝したのは、地元の「狛江六小おやーず」。狛江で初めて出土した「和泉式土器」をモチーフにした陶器製の「狛江古代カップ」が贈呈された。また、企画部門の最優秀賞は「東京土建豊島支部青年部」(豊島区)が受賞した。
多摩川いかだレースは、1990年に狛江市制施行20周年記念行事として初めて開催され、ゆるキャラ「古代くん」をマスコットに多摩川の夏の風物詩として定着している。