陸上の全国高校総体(インターハイ)の競技日程や競技方式が暑さ対策として大幅に変更されることが22日、発表された。
トラック競技の800メートル以内の種目は、予選・準決勝・決勝の3ラウンド制から予選・決勝の2ラウンド制となる。
タイム決勝で順番を決めることは異例。100メートルや200メートルの短距離種目は組によって、追い風、向かい風で左右される。中長距離種目は後の組が有利となりそうだ。
女子800メートルで日本記録(1分59秒52)を持つ東大阪大敬愛高の久保凛(3年)は、800メートルと1500メートルにエントリーしている。従来の日程では最大5レースだったが、日程変更により最大3レースとなった。
フィールド競技は予選と決勝を行うが、試技は予選が2回まで。決勝は2回の試技を行い、トップ8がさらに2回の試技を行う。走高跳と棒高跳は、2回連続無効試技で競技終了とする。