女優の宮本信子が23日、都内で行われた「第15回衛星放送協会 オリジナル番組アワード」授賞式に小説家・浅田次郎氏と出席。出演したNHK BSの特集ドラマ「母の待つ里」(全4話)が番組部門ドラマ最優秀賞を受賞し、「うれしいです。
同作は浅田氏の同名小説が原作。都会で孤独に暮らす男女3人(中井貴一、松嶋菜々子、佐々木蔵之介)が、40年ぶりに故郷に帰省。3人を待ち受けるのは、初めて会った「母」(宮本)だった。昨年BSで放送され、8月30日から地上波での放送も決定している。
岩手・遠野市で撮影。「遠野は好きで、プライベートでも何回も訪れました。遠野の原風景は心が洗われる。好きな作品になりました。ありがとうございます」と笑顔を浮かべた。
一方、浅田氏は「原作がお褒めいただいたわけではなく、脚色し、演出し、演じていただいた方たちの努力のおかげ。