熱海富士が３敗を守り首位に１差　大関・琴桜を撃破　Ｖ争いは「隅っこで頑張るくらいの気持ち」
琴桜（左）を寄り切りで破った熱海富士（カメラ・朝田　秀司） 画像（1枚）

◆大相撲　▽名古屋場所１３日目（２５日、ＩＧアリーナ）

　平幕・熱海富士（伊勢ケ浜）が３敗を守り首位を１差で追う。大関・琴桜（佐渡ケ嶽）の前まわしをつかむと、寄り切った。

過去１勝７敗の天敵を倒し「すごくうれしい」。

　２３年九州場所以来となる２ケタ勝利に「やることをやるしか頭にない」と淡々。優勝争いについては「隅っこの方で頑張るくらいの気持ち」と独特の表現。

　八角理事長（元横綱・北勝海）は「勝っているということは実力がついてきた証拠ではないか」と評価。「あと２番全力でやる」と静岡出身力士としての初優勝へ、無欲で向かう。

編集部おすすめ