◆レアル・ソシエダード ジャパンツアー2025 横浜FC1―2Rソシエダード(25日・ニッパツ三ツ沢球技場)
スペイン1部Rソシエダードの日本代表MF久保建英は横浜FC戦に4―3―3の右ウィングで先発し、ハーフタイム後に交代した。チームは2―1で勝利した。
得点とアシストこそなかったが、積極的にゴールに迫り、9595人の観衆を沸かした。まずは前半7分、右サイドからエリア内へ効果的なスルーパスを送り、味方の好機を演出。すると同21分にはカウンターからドリブルでエリア内に侵入し、右足でシュート。その後のショートCKでもエリア内で切り返し、左足でシュートを放った。1―0の同42分には、久保のパスがエリア内で相手のファウルを誘い、2点目となるPKを獲得した。前半を通じて3本のシュートを放った久保は「1本決めたかった」としつつも、「チームに合流して5日目くらいで、45分プレー出来たので、けがなくできて良かった。2試合開催できて、ファン・サポーターの皆さんにいいところを見せられて良かった」と振り返った。
盟友とも再会した。横浜FCのMF山田康太とは、アンダー世代の日本代表と18年に在籍した横浜FMでプレー。試合前から会話する光景が多く見られ、写真撮影時も隣。試合後にはユニホームも交換した。Rソシエダードの選手にも山田のことを紹介したといい、「懐かしかった。
自身の去就については「今、現状僕がここにいるのが全て。契約も残っていて、ソシエダの選手であることは間違いない。とりあえず今ここにいるのが全て」と話した。