◆サッカー◇中西部サマーフェスティバル ▽リーグ戦 藤枝東1―1市船橋 作陽2―1藤枝明誠(25日、藤枝総合サッカー場)

 藤枝東と藤枝明誠が、市船橋(千葉)と作陽(岡山)を迎えたリーグ戦がスタートした。静岡県サッカー協会中西部支部が主催する大会で、全国の強豪を招き、チームの強化を図ることが目的。

藤枝東は市船橋とドロー。藤枝明誠は作陽に敗れた。

 〇…藤枝東は0―1の後半36分にMF望月瑠斗(2年)が決めて引き分け。市船橋はプレミアEASTに所属しており、「強度の高さを感じた。点が取れて良かった」とほっとした様子。この日は6月の静岡県総体決勝で出番のなかった新戦力3人が先発したが、気を吐いたのがトップ下の福地諒大(2年)。前半33分にはスルーパスに抜け出し、相手GKもかわした。「入り過ぎてしまった」と得点ならずも、その後も中盤で躍動。「次は取りたい」と意気込んだ。

 〇…藤枝明誠はプリンスリーグ後半戦に向けて「メンバー選考の参考にする」と松本安司監督(56)が位置づける大会。前半途中から出場した1年生MF相楽羽琉がアピールした。右サイドを何度も突破すると、後半12分にはMF柿本蕾(3年)のゴールをアシスト。

「スピードが武器。作陽は体が大きかったので、当たられる前に抜きに行きました」。26日の市船橋戦でも、出番があれば得点やアシストにこだわっていく。

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