夏の新潟開幕を告げる7月26日の新潟1R・2歳未勝利(ダート1200メートル=8頭立て)は、今村聖奈騎手=栗東・寺島良厩舎所属=が騎乗した1番人気のセイウンアインス(牝2歳、美浦・武藤善則厩舎、父フォーウィールドライブ)が最後の直線で力強く抜け出して勝利。自身の今年10勝目を挙げた。

 ゲートを決めるとスッと控えて3番手を追走。最後の直線ではライヴレッドアイとのマッチレースになったが、残り150メートルで先頭に立ち、最後は1馬身半差をつけた。今村聖奈騎手は「口向きのところでコーナリングが難しいところがあって、先週コンタクトを取らせてもらいました。(ハナに)行ってもいいかと思いましたけど控えることができました。左回りの方がスムーズなレースができました。いつも乗せてもらっている西山オーナーと(競馬)学校生の時にお世話になった武藤先生の馬で勝ててすごくうれしいです」と笑顔がはじけた。

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