7月26日の新潟2R・2歳新馬戦(芝1600メートル=12頭立て)はヒルデグリム(牝2歳、美浦・小野次郎厩舎、父ゴールドシップ)が9番人気で新馬勝ちし、3連単56万超の波乱を演出した。勝ち時計は1分34秒6(良)。
五分のスタートから道中は内ラチ沿いをロスなく運び、直線は前が壁になったが、進路が開けてからは馬場の真ん中から力強く伸びて差し切った。石神深道騎手は「すごくセンスが良くて乗りやすかったです。折り合いもつきましたし、最後まで反応もよくて抜け切ってくれました。まだまだこれから成長してくれると思います」と振り返った。
同馬の叔母には2023年セントウルSなど短距離重賞2勝のテイエムスパーダがいる。