◆第42回東海S・G3(7月27日、中京競馬場・ダート1400メートル)=7月26日、栗東トレセン

 栗東S12着から反撃を狙うアルファマム(牝6歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父マジェスティックウォリアー)は坂路を63秒4―15秒1でキャンター調整し、レースに備えた。佐々木調教師は「活気があるね。

間隔を空けて、状態自体はいいよ」と仕上がりに合格点を与えた。

 近走は後方待機から直線で爆発力のある末脚で追い込むスタイルで根岸Sでも3着に入るなど、好走を続けていたが、前走はその豪脚が不発に終わった。ひと息入れてリフレッシュを図り、全7勝中6勝を挙げる左回りで仕切り直す。「左回りの方がパワーが増すのかな。斤量が55キロになるのもありがたい。状態は落ちた感じはしないし、変わってほしいね。この馬はこんなもんじゃないと思う」と指揮官は変わり身に期待した。

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