J1の神戸は26日、神戸市内のグラウンドで練習を行った。話が二転三転したものの、27日にはクラブ創設30周年としてバルセロナとの慈善試合(ノエビアスタジアム神戸)を開催。
24日未明には、バルセロナ側が「プロモーターによる重大な契約違反のため、来週日曜日に日本で予定されている試合への参加を中止せざるを得なくなった」などと声明を発表していた。一時は参加中止となり得る事態となったが、神戸が親会社である楽天グループとも連携して迅速に対応。25日には両チームから従来の予定通り試合が行われるとアナウンスされていた。
これまでの流れを受けて山川は「まずは開催されるかどうかという中で尽力していただいた関係者の皆様に、感謝したいというのと、状況が一転二転しましたけど急きょ来てくださる相手チームに対してもリスペクトを示したい。普通の親善試合ではなくて、良くも悪くも話題になる試合だと思う。自分たちも気合が入る」と、開催にいたった状況に頭を下げた。選手たちはSNSなどで随時情報を確認しており、開催されそうな動きを感じていたという。実際、試合の決定を確認したのは神戸が更新したX(旧Twitter)で。「それくらい切迫していたと。まずは試合を楽しみにしている方々に情報を届けたいという状況だったと思う」と、発表時のクラブ対応にも思いを巡らせた。
対戦が楽しみな選手にはポーランド代表FWレバンドフスキを指名。