◆報知新聞社後援 全農杯全日本卓球選手権▽ホープス・カブ・バンビの部 第2日(26日・グリーンアリーナ神戸)

 小学生以下の卓球日本一を決める「全農杯 全日本卓球選手権大会」はホープス(小学6年以下)、カブ(小学4年以下)、バンビ(小学2年以下)の3部門で決勝トーナメントが行われ、大会5連覇を狙う松島美空(みく、6年)=田阪卓研=がホープス女子で順当に8強入りを果たした。

 今年からシード選手は一次リーグ免除。

大会2日目の決勝トーナメントから登場した松島は、多くのマスコミが詰めかける中でも平常心でプレーした。圧倒的な技術を見せつけながら、安定した試合運びで2連勝。「去年は1点取られると顔に出ていたけど、今年は気にせず楽にやっていました」と年齢を重ねてメンタルも確実に成長した。

 全農杯の初優勝は小学2年のバンビ。以降は頂点を譲ることなく、今年勝てば大会5連覇となる。ラストイヤーに対して「特別な気持ちはない」というが、「今年の方がプレッシャーは強い。目標は優勝しかない。そこに向かって、あしたは朝の練習、相手の対策をしっかりとやっていきたい」。最後の大会を笑顔で締めくくるべく、万全の態勢で最終日に臨む。

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