琉球が昨季王者を３―１で撃破　エース吉村真晴「最高です」
第２セット、攻め込む琉球・吉村真晴(カメラ・岡野　将大) 画像（1枚）

◆卓球◇ノジマＴリーグ（２６日、東京・国立代々木第二体育館）

　８季目となる２０２５―２６年シーズンの男子が開幕し、昨季のレギュラーシーズン（ＲＳ）１位の琉球が、昨季の王者Ｔ．Ｔ彩たまに３―１で勝利し、王者奪回へ好スタートを切った。

　第１試合のダブルスは、趙勝敏・大島祐哉組が木造勇人・有延大夢組と対戦し、２―１で勝利。

第２試合のシングルは、安宰賢が曽根翔と対決し、０―３で落としたものの、シングルス２戦目の第３試合は今年の世界選手権混合ダブルスで銀メダルを獲得した吉村真晴が登場し、有延大夢を３―０のストレートで退け、チームに勢いをつけた。第４試合のシングルも趙勝敏が神巧也に３―１の逆転で奪って勝利を手にした。

　昨季は、ＲＳを１位で通過しながら年間王者を決めるプレーオフ決勝でＴ．Ｔ彩たまに敗れ、王座から陥落する悔しさを味わった。吉村真晴は開口一番、「最高です」とファンにアピールし、「前回負けた悔しさをこの舞台で晴らすことができたので最高です。前回めちゃくちゃ悔しくて、これだけ頑張ってきたのに最後に負けて何をしてきたんだろうと思ってたんですけど、今回この開幕に向けてしっかり準備をしてきて自分に悔いのない準備ができていたので、絶対リベンジしてやるという強い気持ちを持っていた。声援がすごく僕の力になりました。本当にありがとうございます」と喜びを話した。

　リベンジへ、開幕戦で大きなステップを踏んだ。

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