◆陸上 全国高校総体 第2日(26日、ホットスタッフフィールド広島)
女子1500メートルタイムレース決勝で、800メートルの日本記録を持つ東大阪大敬愛高の久保凛(3年)が4分11秒38で日本勢トップの3位だった。留学生に積極的に食らいついたが、ラスト1周は離され「あそこで勝てたら、と思いましたが、限界でした。
日本新記録で2連覇した5日の日本選手権後は左膝裏に痛みがあったというが、2冠へ「絶対、挑戦すると決めたので。決めたことはやりきろうと思って、今回臨ませていただきました」と力強く駆けた。
3連覇を狙う本命の800メートルは27日に予選、28日に決勝が行われる。「足の状態はどんどん治ってきている。決勝では自己ベストを出して(世陸の)参加標準も切って終わりたい」とまだまだ記録を狙う。
暑さ対策として、今年は競技日程と競技方式が大幅に変更された。トラック競技の1500メートル以上の種目は予選・決勝の2ラウンド制から一発勝負のタイムレース決勝。800メートル以下の種目は、予選・準決勝・決勝の3ラウンド制から予選・決勝の2ラウンド制となった。