タレントの山田邦子(65)の実弟、山田昭裕さん(57)が全国麻雀段位審査会の名人位十段に昇進したことを祝う就位式が28日、東京・文京区の東京ドームホテル直営「後楽園飯店」で開かれた。赤い紋付き姿の昭裕さんは、斉藤正前会長から、鈴木宗男最高顧問名による免許状が授与され「麻雀を始めて50年、競技麻雀32年。

最年少で名人十段を頂くことができました」と喜びを語った。

 一般社団法人・全国麻雀段位審査会は、正しい健全な麻雀の普及、麻雀競技の品格及び技術の向上を図ることを目的として1973年に発足。高段者一覧によると十段は全国に27人だけ。名人は競技だけでなく、高齢者の健康寿命の増進、介護予防の促進、生涯学習の振興を担う。

 パーティーは昭裕さんが25日に誕生日を迎えたお祝いも兼ね、麻雀連合・井出洋介GMら麻雀関係者のほか、山田家と親交のあるプロレスラーのアレクサンダー大塚、大原はじめ、タレントのサイクロンZら71人が出席した。

 発起人で姉の山田邦子は「おじいちゃん、おばあちゃん、兄と私に交じって、7歳下の弟は小さくて強くなかったので負けて泣いて泣いて、終わってから(麻雀牌を)並べ直して一人でやってました。それが名人になるなんてね」としみじみ。自身のデビュー45周年記念公演「ジャニス」(8月20日開幕・博品館劇場)のPRも忘れなかった。

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