NHKの稲葉延雄会長が30日、同局での7月定例会見に出席した。稲葉会長は5月の定例会見で初期の肺がんを患っていることを公表。
現在は抗がん剤による治療中で「当初の予定通り、順調に治療は進んでおり、抗がん剤(治療)は半分くらい進んだ。投薬治療の副作用が強いと言われていたが、影響も特になく、仕事が出来ている。特段の支障は生じていないと思う。秋頃くらいになれば治療のめどが立つと思う」と説明した。投薬治療の際は短期間入院するが、それ以外の期間は出局して業務にあたっているという。会長の任期は来年1月までで「与えられた任期をしっかり全うしたい」とした。
同会長は5月、4月に受診した人間ドックで初期の肺がんが見つかったことを公表していた。