お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司が相方たかしと30日放送のテレビ東京系「あちこちオードリー」(水曜・午後11時6分)に出演。同番組プロデューサーの佐久間宣行氏が手がけるNetflix番組の出演オファーを断ったことを明かした。
この日の番組では「反省ノート」と題し、現在、反省していることを各芸人がざんげ。斎藤は「『トークサバイバー』のオファーを断った」と、佐久間氏プロデュース番組の名前を出して告白。MCの「オードリー」が若林正恭は「こんな生々しいヤツ出さないでよ」と苦笑すると、斎藤は「理由は一つだけです。もう、ビビった」とポツリ。
「今まで(仕事は)何でも受けていたんですよ。なんでも受けると、自分のマイナスプロモーションの事もしちゃったり、声もちっちゃいから、ひな壇も向いていないし。弱いヤツは断んなきゃダメなんだなって思って、意を決して初めて断ったのがこれです」と説明した。
その上で「何がちょっと気になったかっていうと、この直前くらいに『あちこちオードリー』に出させていただいて。すごいオードリーさんや佐久間さんに笑っていただいて。結構、爪痕残したなくらいの感じで帰ったんですよ。その後に『トークサバイバー』のオファーが来て、ちょっといい印象でいたいから断らせていただいて。『あちこちオードリー』で俺のテッペンをたたき出したから、あれ以上は出せないなって」と続けた。
さらに「その後に『オドオド×ハラハラ』のコーナーに呼ばれた時、その時にあれだけゲラだった(大ウケしていた)佐久間さんが全然、笑ってなかった。俺が『トークサバイバー』断ったからかなって」と疑念を明かすと、スタジオで指揮を執る佐久間氏は「時系列的には合ってます。『あちこちオードリー』でハネて、俺が会議で『斎藤くん、面白いんだよ』って言って、斎藤くんの自虐話も聞きたいなって(出演を)お願いした」と経緯を説明。
「でも、あの番組って、ただのトークだから。芸人で断った人は初めて」と明かして笑いを誘っていた。