2022年に敗血症のため亡くなった俳優の渡辺徹さん(享年61)が企画・原案した映画「SENSEKI」(Lukas Machac Baba監督)が、9月13日から1週間限定で東京・新宿K’s cinemaで特別上映されることが1日、分かった。

 徹さんの故郷・茨城県古河市観光協会などの協力を得て、全編ロケで行われた。

同市を舞台に、幕末の蘭学者で古河藩家老の鷹見泉石(せんせき)の晩年を描いた作品。たかお鷹が主人公の鷹見を演じる。

 同作には、徹さんの妻で女優の榊原郁恵、長男の俳優・渡辺裕太、次男の俳優・渡辺拓弥が出演。徹さんの所属した文学座のメンバーも集結した。

 シベリアの少数民族バンド・OTYKENが主題歌を担当する。

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