タレントの長嶋一茂が1日放送のテレビ朝日系「ザワつく!金曜日」(金曜・午後6時50分)に出演し、同学年のレジェンド捕手からのほめ言葉に笑顔を満開にする一幕があった。
この日の番組冒頭、最近撮った写真を題材にした「本日の1枚」と題したトークコーナーになると、共演の高嶋ちさ子が元ヤクルトの名捕手・古田敦也さんとの笑顔のツーショットを披露した。
ヤクルト時代の同僚の登場に「どうしたの? 古ちゃん」と驚いた一茂に「ハワイに行った時に共通の友人がいて、古田さんが『奥様の(中井)美穂さんが(日本に)帰っちゃって、1人だから一緒にご飯食べない?』って言って、ウチの家族と古田さんでご飯食べたの」と説明した高嶋。
「『ザワつく!』がすごいお好きで見て下さってて。『テレビ史を変えた名番組だ!』って。なんでかって言うと、このコンプライアンスが厳しい時代にそれを無視して好き放題やってる3人を垂れ流しにするっていう番組。それが素晴らしいってほめられて」と古田さんの言葉を伝えた。
「その上に一茂さんのことをベタぼめなのよ。『すごい選手だ』って言ってた」と続けると、当の一茂は「えっ? そうなの。選手で? うれしいけど」と戸惑いの表情を浮かべた。
「俺は大学の4年から一緒に日米(大学野球)で遠征も行ってる。彼とはもう30…40年近く…。年も一緒だし」と話した一茂の言葉を受け、高嶋は「『素晴らしい才能と…』って。あと、忘れちゃった。
この言葉に高嶋は「録音しておけば良かった。2日間、一緒にご飯食べたから」と言うと「べた褒めだった。何度も『名字は(長嶋で)合ってます?』って聞いたけど」とポツリ。
「俺だよ!」と苦笑する一茂に高嶋は「今度、直接、伝えたら喜ぶと思うから、『ザワつく!』にも来て下さいって言ったら、『ぜひ、ぜひ!』って」と古田さんの反応を伝えると、一茂は「ず~っと、ほめて終わってほしい」とニッコリ。
最後に高嶋は「けど、しゃべってると、8割皮肉なのね、あの方って」と口に。「結構、辛口でめちゃくちゃ面白い人。だけど、(一茂のことは)ほめてるの。(ほめるところは)ないって言ってるのに、野球選手としては素晴らしい才能だったって」と続けると、大テレの一茂は「そりゃ光栄ですよ。(古田さんは)2000本安打打ってる。
「だって、本当にメジャーのキャッチャーって下手。俺が言うのもなんだけど、キャッチングが下手。大谷選手の160キロを彼のリードワークだったら、もし9回投げたら、ノーヒットノーランだって年3回くらい作ってるよ。それぐらいのキャッチャー。バッティングもすごいんだよ。とにかく世界で一番うまいから、彼と大谷選手のバッテリーは見たかったなあ」と「捕手・古田」を称賛していた。