9日放送のTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」(土曜・後10時)では今年の8月12日で発生から40年が経過する「日航機123便墜落事故」を特集する。この事故によって夫で歌手の坂本九さんを亡くした女優の柏木由紀子が抱き続けている思いを語る。

この日の放送は放送枠を21分拡大し、午後11時45分まで延長する。

 この40年間、癒えない悲しみから口を閉ざしてきた柏木だが、ある思いから事故について口を開く。

 「あまり話したくはないけれど、でも40年という月日がたって、あんな大きな事故というか、本当に忘れられたくないというのがまずありますね。というのは、取材にみえた記者の方たちが皆様お若いんですね。あの事故の後に生まれた方ばかりで、“あぁ、そうか、そういう時代になっているんだな”というのをすごく感じて、これは辛いけど、忘れられないためには、やはりお話しした方がいいかなと思って・・・」

 同番組では柏木へ単独インタビューを行った。事故当時から現在に至るまで抱き続けている思い、そして、亡き夫・坂本九さんへの思い、ありし日の家族の思い出と、これまでテレビでは語られてこなかった思いを、貴重な家族の映像、写真とともに振り返る。また坂本九さんと姉弟のように仲が良かったタレントの黒柳徹子にも取材。事故の悲しみで、胸が張り裂けそうな柏木の日々を支えた黒柳が、どのような思いで支えてきたのかも伝えられる。

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