フリーアナウンサーの徳光和夫さんが2日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」(土曜・午前5時)に生出演しテレビ論を展開した。
今週は自宅で朝からテレビを見る機会が多かったという徳光さんは「最近のテレビ分かったんですけど、だいたいあれですね、70代以上はほとんど相手にしてないね。
さらに「特に民放のMCの人たちは、やたら早口だったんで。それでスタジオの中でその早口に対しましてコメンテーターも早口で答えたりなんかしまして、何か笑っているんですけど、何がおかしいのかな?ってそれがよく分からなかった」と明かしていた。
一方で「ただ、NHKは伝え方が割とスピードがゆっくりなせいか、我々僕なんか80代が見ておりましても、おかしな場所がわかったりとか内容がよくわかったりいたしました」とし「全体的にそうなんですけど、NHKの女性のアナウンサーのみなさんは教育なんだろうね、ゆっくりしゃべる。それなんでより以上に分かるし、最近はアドリブがお上手なNHKの女性のアナウンサー増えている。鈴木奈穂子さんをはじめとしまして」と評価していた。
続けて「ただ、ちょっと気に入らなかったことがありまして、それはスポーツニュース」と切り出し、「NHKのニュース番組ってスポーツコーナーになりますとその日は6時40分のニュースだったかな?突然、大谷翔平さん、メジャーリーグ、まずはメジャーリーグですって言ってからメジャーリーグを3分ぐらい伝える」と明かした。
さらに、その日は「そのあと日本のプロ野球ですって。阪神とオリックスが連勝しましたってんで…これが2分ぐらい」と振り返りその後、「あとはごらんの通りですって。ウチのジャイアンツは、あとはごらんの通りですの中に入っている…もうちょっときちんと伝えてもらいたい。スポーツニュースだけアメリカンファーストじゃないかって思うぐらい」と苦言を呈していた。