俳優の三浦貴大(39)が2日、東京・新宿武蔵野館で主演映画「行きがけの空」(西谷真一監督)の公開記念舞台あいさつを行った。

 三浦といえば、大ヒット中の映画「国宝」。

歌舞伎の興行会社の社員役で歌舞伎俳優の主人公たちを見守りながら、自らも人間として成長していく姿を好演している。

 北海道・小樽でロケを行った新作「行きがけの空」では、「国宝」とは“逆”の役者役に挑戦。「自分の知らない警察官や弁護士の役なら一から作ることができるが、役者の役は気持ちが分かり過ぎて。どんな生活ルーチンなのか、何を食べているのか…など考える部分が多くなって」と想像力が膨らみ、相当、悩んだ様子。

 演じた役といまの自分の比較も。「すごい売れてて知名度もあるし、劇団も持っている。ちょっと売れすぎ。まだまだ自分は建斗(役名)までは届いていないな」と謙遜しつつ、苦笑していた。服部樹咲、菜葉菜らも登壇した。

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