4人組アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が2日、横浜スタジアムで夏恒例のライブイベント「夏のバカ騒ぎ2025」を行った。
2012年から続く、ももクロの夏の風物詩。
「エネルギーあふれるパワースポットにしたい」との思いから、会場にはメンバーをかたどった約7メートルのモアイ像やピラミッド、スフィンクス型のトロッコ、メンバー直筆のナスカの地上絵風イラストが描かれたセンターステージ、鳥居型のモニターなど、舞台装置に世界中のパワースポットが大集結。横浜出身の高城れに(32)は「お祭り大好きな横浜です!」と地元での開催に胸をときめかせると、佐々木彩夏(29)も「神奈川県民として、スタジアムでやってみたいという夢がかなえられた」と喜んだ。
酷暑での熱中症対策も、スタジアム全体に高さ50メートルから降り注ぐウォーターキャノンや、メンバーからの水鉄砲、会場内に水掛けスポットを設置するなど万全。プロ野球・DeNAのパフォーマンスチーム「diana」のチアやキッズダンサーとコラボレーションした盆踊り、ステージカーで外周を回る演出でも沸かせ、夏らしい花火で夜空を彩った。
ライブは新曲「Event Horizon」など23曲を披露。12月20、21日にさいたまスーパーアリーナで冬恒例の「ももいろクリスマス2025」を行うことも発表した。玉井詩織(30)は「今年は完全に、ももクロと四季を感じていただけたら」。移ろう季節とともに、2025年を駆け抜けるつもりだ。(宮路 美穂)