俳優の小沢仁志が3日、都内で自著「波乱を愛す」の刊行記念イベントを開催した。

 初の自著を手にし「俺の人生、本になることを想像してなかった。

(出版元の)角川さん大丈夫かな」とニヤリ。2023年にオファーがあったといい「去年くらいから取材を受けながら時間かけて作っていった」と振り返った。

 今年で43年目を迎えた俳優人生について「非現実的な世界にいすぎて、現実世界を表現する映画とかドラマに出てると飽きるね。暴れたくなる」とポツリ。強面(こわもて)な風貌を生かし、アウトレイジな役柄も多いことから「プライベートでやってたら事件になるだろう? 2000人以上殺して、200回以上死んでる。『イメージと違って優しそうですね』って言われるけど、あのままだったらやばいだろう」と自虐気味に話し、「非現実がワクワクして楽しい」とうなずいた。

 一方で、年齢を重ねたことで親分などの役が増えてきていることから「(位が)上に行っちゃって面白くない。会合とかばっかりで…」と吐露。アクションシーンなどへの意欲も見せていた。

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