J1東京Vは4日、FW木村勇大(24)が、J1名古屋に完全移籍することが決まったことを発表した。

 京都からの期限付き移籍だった昨季チーム最多10得点をマーク。

今季から完全移籍となり、背番号「10」を背負って更なる飛躍を期したが、5月以降は控えに回るなど直近のリーグ3試合は出番はなく、ここまで20試合で2得点。出場機会を求めて移籍を決断し、新天地で巻き返しを図ることになった。

 クラブを通して、木村は「まずは、今年から完全移籍で加入し、伝統あるクラブの10番を背負ったのにも関わらずシーズンの途中でチームを離脱することになってしまい本当に申し訳ありません。この決断をするにあたって、悩みに悩んで考え抜いた上で決めました。ヴェルディというクラブがだいすきで、なんと言ってもチームメイトがだいすきでした。プロ1年目、上手(うま)く行かずどん底にいた自分を救い出してくれ、新たな世界を見せてくれたのはヴェルディであり、江尻さん、城福さん、(森下)仁志さんをはじめとするスタッフ陣には感謝してもしきれません。この決断に対してさまざまな声があることは承知しています。その決断を正解に変えられるように死ぬ気で名古屋の地で踏ん張って戦ってきます。味スタで聞くチャント、多くの人が着てくれていた10番のユニフォーム、声をかけてくれたファン・サポーターの皆さんの声がいつも背中を押してくれました。1年半いい時も悪い時も支えてくれたチームメイト、スタッフ、ファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました!」(原文ママ)とコメントした。

編集部おすすめ