東京Vは4日、日本代表DF綱島悠斗が、海外移籍を前提とした準備のため、チームを離脱することになったと発表した。ベルギー1部アントワープへの移籍が有力となっている。
綱島は東京Vの下部組織から国士舘大を経て、2023年に東京Vに入団。登録はMFだが、現在は3バックの右や中央を主戦場とする188センチの大型DFで、初のJ1だった昨季30試合2得点で6位と大躍進したチームで存在感を放ち、今季もここまで23試合で3得点1アシストをマーク。7月のE―1選手権では代表デビューも飾った。
東京Vは、6月にセンターバックの千田がJ1鹿島に完全移籍し、今夏にはMF翁長がJ2長崎に完全移籍。この日、背番号10のFW木村の名古屋への完全移籍が発表されるなど、主力4人がシーズン中に移籍することとなった。
なお、J2水戸からFW寺沼星文(しもん)、J2秋田からDF井上竜太を獲得している。