J1清水に新加入したパナマ代表FWアルフレド・ステファンス(30)が4日、静岡市内で練習後に会見し意気込みを語った。新たな得点源として期待されるストライカーは「チームのために全力で戦う」と表情を引き締めた。

 これまで同代表では26試合1得点。背後への飛び出しが得意だと明かし「正規のポジションはFWだけど、監督が要望すればサイドハーフの経験もあるのでできないことはない」とアピールした。前所属のハポエル・イロニ・キリヤット・シュモナFC(イスラエル)での最後の公式戦は5月10日。実戦からは離れているが、「コンディションは悪くない」と酷暑の中の練習でも軽快な動きを見せた。

 反町康治GMによると、6日の天皇杯・広島戦から出場可能。同GMは「前線の選手にけが人が多く、即効性のある選手として獲得した。日本の暑さに慣れて持っている力を十二分に出してくれれば」と期待を込めた。サポーターに「アチェと呼んでほしい」と笑顔を見せた新助っ人が清水を高みに導いていく。

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