女子プロサッカー「WEリーグ」は4日、25―26シーズンのキックオフカンファレンスを都内のホテルで開催した。12チームの選手が参加し、それぞれリーグ5季目となる新シーズンへの抱負を語った。
22―23年、23―24年シーズンで連覇を達成した三菱重工浦和だが、昨季は3位。女子アジア・チャンピオンズリーグも準々決勝で敗れた。オフにはチームの主力で、現役のなでしこジャパンの代表でもあるDF石川璃音(→エバートン)とDF遠藤優(→ウェストハム)が海外に渡った。さらに下部組織出身でチームの象徴的存在だったMF塩越柚歩も、昨季の女王で同リーグのライバルでもある日テレ東京Vに移籍。三菱重工浦和で12シーズン過ごしたMF猶本光も同じく日テレ東京Vに加入した。
チームとして転換点を迎える今年は、MF柴田華絵に代わって高橋が主将に就任した。「私たちはチャレンジャー」と表現した高橋は「もちろん入れ替わりがあったこと、その時はもちろん色々な気持ちはありました」としつつ、「そこを乗り越えていかなきゃ行けない。
同イベントには、先月の東アジアE―1選手権の代表に選ばれたFW矢形海優(マイナビ仙台)、GK浅野菜摘(ちふれ埼玉)、MF菅野奏音(日テレ東京V)、MF滝川結女(新潟)、MF成宮唯(INAC神戸)が出席。MF仲田歩夢(大宮)、DF林香奈絵(千葉)、FW笹井一愛(ノジマ相模原)、MF三谷沙也加(長野)、FW田子夏海(C大阪ヤンマー)も壇上に上がった。