J1のG大阪が4日、大阪・吹田市内のグラウンドで約1時間練習を公開した。MF名和田我空は、母校の神村学園(鹿児島)が2日にインターハイ初優勝を飾ったことに言及。
Sランス戦では後半25分から出場。「関わりとかを含めてやりやすくなっている」と、チーム内の連係は深まっている。体格で劣っている相手にも「頭を使いながら、ボールを動かすタイミングではがせる部分もある。あっちの選手は一発で来るのではがせたらチャンスになるシーンも見えた。そこは自分のやるべきところ」と、ベンチ時から戦い方も思考。出場時間は短い中でも、収穫は大いにあった。その一方で、得点やアシストなど「目に見える結果を」と臨んだ一戦だったがゆえに「あの時間でも何か残せないと立ち位置は変わらない。もっとああいう時間を大事にしないといけない」と、自身への物足りなさも口にした。
昨年、名和田が高校3年時のインターハイでは準優勝だった。自身は9得点で大会得点王となったが、あと一歩届かなかった日本一。