5人組ガールグループ「ILLIT」が10、11日に日本初のファンコンサートを横浜市のぴあアリーナMMで行った。
昨年「Magnetic」が世界的に大ヒットし、日本でも高い人気を集めるILLITの待望の単独コンサート。
ブルーを基調にしたファンタジーなセットで、中央の階段から5人が姿を現すと、客席から大歓声が。「Billyeoon Goyangi (Do the Dance)」で1曲目からキュートな魅力を振りまいた。IROHAが「私たちの夢がかなって本当に幸せ」と話すと、MOKAも「きらめく魔法のような、キラキラした時間にしたい」と呼びかけた。
公演はクイズコーナーやトークパートを挟みながら全13曲を披露する構成。9月3日にリリースする日本デビューシングル「時よ止まれ」の収録曲「Topping」も今公演で初パフォーマンスとなった。同曲を作詞作曲したシンガー・ソングライターの乃紫(のあ)もサプライズ登場。乃紫はサバイバル番組時代から5人のファンだったと明かし「かわいくて直視できない」と照れ笑い。「Topping」をコラボパフォーマンスし会場を沸かせた。
「Lucky Girl Syndrome」ではメンバーが客席を練り歩くうれしいサプライズも。トークパートではGLLITから寄せられた相談にILLITがJ―POPのカバーソングで“回答”。10日の公演ではYUNAHがあいみょんの「君はロックを聴かない」、IROHAがE―Girlsの「DANCE WITH ME NOW!」、WONHEEが松浦亜弥の「桃色片想い」を披露。
客席のGLIITも、ウェーブや楽曲のかけ声で応え双方向のステージを作り上げた。YUNAHも「GLLITのおかげで成長できた1日になった」と感謝すると、WONHEEは「忘れられない思い出をプレゼントしてくれて、たくさんの感動をいただきとても幸せでした」と満たされた様子で話した。
MOKAは「私たちはこれから日本デビューがついにできるので、これからの活動も応援してほしいです」とメッセージ。MINJUには「本当に自信があるので、期待して待っていてくださいね」とデビューシングルへの手応えを明かした。「時よ止まれ」リリース当日の9月3日、そして翌4日には大阪城ホールで今コンサートの大阪公演を行う。