映画「国宝」興収９５・３億円突破　公開２か月過ぎても勢い衰えず１００億円の大台も目前
映画「国宝」で女形の歌舞伎俳優を演じた吉沢亮（C）吉田修一／朝日新聞出版（C）２０２５映画「国宝」製作委員会 画像（1枚）

　俳優・吉沢亮の主演映画「国宝」（李相日監督）が１１日までの公開６７日間で観客動員６７７万人、興行収入９５・３億円を突破したと１２日、東宝が発表した。１００億円の大台突破が目前に迫った。

　任侠の家に生まれた立花喜久雄が上方の大物歌舞伎俳優に引き取られ、女形の歌舞伎俳優として芸に生涯をささげる物語。公開２か月が過ぎても勢いは衰えない。歌舞伎俳優・中村鴈治郎らの指導を受け、１年半の猛特訓で歌舞伎を習得した吉沢、横浜流星らの熱演など、完成度の高さが証明された形だ。

編集部おすすめ